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Science and non science

​科学と非科学

自然を知れば知るほどその奥深さと不思議さに圧倒され、私たちが理解している世界は自然の営みのほんのわずかということに気付かされます。また、自然は奥深く神秘的だと思うと同時に、そこには人知の及ばない宇宙の法則のようなものが働いているのではないかと強く感じてしまいます。

 

自然とその営みを理解するには「未知の領域」の捉え方が重要となります。つまり、実証をすべてとする科学万能の考え方に固執するか、この地球を含めた宇宙には人間の英知をもってしても到底及ばない世界があるという考え方を受け入れるかといった両極があるということです。

科学的なものの考え方と科学では説明のつかない世界の理解・・・その両者を受け入れることが自然の力を理解することに繋がります。

 

今日の私たちは実証的論理性を備えた科学的なものの考え方に支配されていますが、現実の世界はというと、科学で検証できるものは全体のほんの一部ということに気付くと思います。

科学的なものの見方だけに偏ってしまうと「実証できないものは無いもの」という狭い考え方に陥ってしまいますが、だからといって、見えない世界のことをワケも分からず信じすぎてしまうのも危険だと思います。

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